LLライブラリ自習室 利用方法

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The 30th Mukogawa Gakuin English Oratorical Contest

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武庫川女子大学・短大の学生と附属中学・高校の生徒が英語でのスピーチの能力を競う[第30回中高大合同イングリッシュオラトリカルコンテスト]の本選が11月1日(土)附属中学・高校で行われました。 大学・短大部門では、総勢28人が参加した10月9日の予選を勝ち抜いた6名が出場し、それぞれ素晴らしいスピーチを披露してくれました。

本選出場の6名                               スピーチタイトル
岩崎 藍奈さん    (新薬1A)  “Time out for yourself”
人見 円香さん    (大英2B)  “In the Hero!”
蓮井 彩佳さん    (大英2S)  “Never Lose Touch”
吉田 奈菜子さん   (大日2C)  “Let’s study more!”
橋本 薫さん     (大英3B)  “Going back to original goals”
有村 葵さん     (大英4C)  “The Spirits of Challenge”

6名の渾身のスピーチはどれも素晴らしいものでしたが、その中で見事優勝したのは岩崎藍奈さん(薬学部薬学科1年)、準優勝は有村葵さん(英語文化学科4年)でした。 岩崎さんは「Time out for yourself」というタイトルで、学生がスマートフォンやSNSに依存し過ぎることに警鐘を鳴らし、もっと自分自身を見つめなおすことに時間を取ってみよう、と流暢で説得力のある素晴らしいスピーチを披露、聞いている人を惹き付けました。 そしてなんと岩崎さんの妹、菜桜さんが高校部門で優勝し、武庫川学院オラトリカルコンテスト史上初の姉妹そろっての優勝となりました!

岩崎 藍奈さん

岩崎 藍奈さん

準優勝の有村さんは「The Spirits of Challenge」のタイトルで自身の経験や人との出会いから学んだチャレンジ精神の大事さを表現豊かなスピーチで聴衆に訴えました。 声の強弱やアイコンタクトなど、完成度の高い、美しいスピーチでした。

有村 葵さん

有村 葵さん

惜しくも入賞を逃した学生のスピーチもいずれ劣らぬ素晴らしいものでした。 英語文化学科2年の人見円香さんのスピーチは「In the Hero!」のタイトルで幼少時に遊園地の戦隊ヒーローに憧れたエピソードを臨場感たっぷりに話し、会場内は爆笑。 その後、夢を叶えた話になると会場内は「おぉ~!」と感心し、聞いている人に夢と勇気を与えてくれる本当に楽しいスピーチでした。

人見 円香さん

人見 円香さん

同じく英語文化学科2年の蓮井彩佳さんは「Never Lose Touch」というタイトルで、自身が両親、姉妹、祖父母、曾祖父母の4世代がひとつ屋根の下に暮らす大家族に育ち、現代では失われつつある家族の絆や地域の人々とのつながりの大切さを、お祭りや年中行事などを通して感じ、学んでいるという心温まるスピーチでした。

蓮井 彩佳さん

蓮井 彩佳さん

英語文化学科3年の橋本薫さんは「Going back to original goals」のタイトルで、困難に直面した時はあきらめずに初心にかえってみよう、ということをキッザニアでのインターンシップの経験を交えて表現豊かに話してくれました。

橋本 薫さん

橋本 薫さん

そしてなんと日本語日本文学科から見事本選に勝ち残った2年の吉田奈菜子さんは「Let’s study more!」のタイトルで、短期留学したオーストラリアの学生と武庫川女子大学の学生を比較し、貴重な時間を有効に使い自学自習することの大切さを強く訴えました。吉田さんは頻繁にLLライブラリに自習に来て学科の課題だけでなく英検の勉強もするなど、とても努力家なのでスピーチにも説得力がありました。

以上の6名の方はこの日の為に何度も何度も原稿を見直し、少しでも空き時間があれば英語ネイティブスピーカーの先生方とスピーチの練習をするなど相当な努力を重ねてきた結果、当日の異様なほどの緊張感の中で全員が見事なスピーチを披露することができました。入賞した方も、残念ながら入賞を逃した方も、今回のコンテストに参加することで多くの事を学び、英語力もアップし、何より新しい仲間と努力し尽したあとの達成感を共有できたことが良かったとおっしゃっていました。

来年はあなたも是非イングリッシュオラトリカルコンテストに参加してみてください!!お待ちしています!!