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☆SMK英語情報局☆ 第59回 単語を解剖してみよう の巻

こんにちは、SMK英語情報局です☆

本日はなんと、12月3日!!!

12月に突入してしまいましたーーー!!!

2018年ももう終わりですね。

なんだか後期に入ってからの時間の流れは

異常なほど早く感じました・・・。

というより、年々時の流れが早くなって・・・。ぶるぶる。

学生たちの MFWI 留学の写真を見ていると、

自分が行ったのがもう何年も前という事実をつきつけられて、

時の早さを実感する今日このごろです。

 

MFWI 留学といえば、

わたしは同じ寮の違うグループのRAと仲良くなって、

よく一緒に映画をみたり、遊んだりしていたのですが、

彼女は留学中も留学後も、

わたしの英語についての質問に、いつも丁寧に答えてくれました。

ある時ふと、ネイティブのひとたちは

知らない単語がでてきたときどうやって意味を理解するんやろう、

漢字だったら「つくり」や「へん」でだいたいの推測がつくけど、

英語でも同じようにわかったりするんやろうか

という疑問が頭に浮かんだので、

彼女に聞いてみると、全然分からないのもあるし推測できるのもある、

との答えが・・・!

推測できたら、なんと便利なことでしょう!

ということで今日のテーマは

単語を解剖してみよう」です!

 

漢字が部首を持っていて、

いろんな漢字が組み合わさってひとつの漢字になっていたりするように、

英語もいろんな単語が組み合わさって、ひとつの単語になっていたりします。

ではさっそく “unusually” という単語を解剖してみましょう。

unusually” という単語をよく見てみると、

usual” という単語が隠れていますよね。

この単語は名詞、または形容詞として使われていますね。

その “usual” という単語に、”un” と “ly” がくっついている。

un” と “ly” に意味がないかと思いきや、ちゃんと意味があるんです。

 

un” は prefix接頭辞)というもので、

他の単語の頭について、その単語を否定の意味バージョンに変身させます

なので、”usual” にくっついて “unusual” となると、

いつもの” という意味から “いつものじゃない” という意味に変わります。

ここでひとつ、”usual” とは違う意味の単語が増えました。

ですが、”usual” と “un” の意味を知っていれば、

unusual” という単語を今までに一度も見たことがなくても、

usual” “じゃない” という意味なんだろうな、と察することができます

 

まだくっついているのがありましたね。

ly” がくっついていました。

これはさきほどの “un” とは違って、suffix接尾辞)と呼ばれ、

単語の後ろにくっついてその単語を変身させます

ly” がくっつくと、名詞形容詞副詞に変わるんです。

つまり、”beautiful” というのは形容詞ですが、

この単語に “ly” がくっつくと “beutifully” となって、

綺麗な” という意味から “綺麗に” という意味に変わるんですね。

ということで、”unusual” に “ly” がくっついて “unusually” になると、

形容詞だった “unusual” が副詞になって、

普通じゃない” という意味になるんですね~。
(意味で見るとわかりづらいですが副詞の役割を果たせるようになります)

これでまた新しい単語が増えましたが、

さっきと同じように “ly” の意味を知っていれば、

どんな風に単語が変身するか分かるので意味も推察できます

 

一見ひとつの単語でしかありませんが、

解剖してみるとちまっとした単語が寄り集まった集合体であることが多いです。

un” や “ly” はみなさん大体意味をご存知だったかと思いますし、

接頭辞接尾辞として辞書にも載っていますが、

ほかにも “tain” とか “sist” とか、それ自体では辞書にも載っていないけれど、

実は意味を持っているベースとなるものがあったりもします。

たとえば、”prefer” は、

pre“(前に)という prefix が “運ぶ” という意味の “fer” というベースにくっついて、

ひとつの単語になっています。

 

解剖したあとの、ひとつひとつのパーツを知っていれば、

RAが言ったとおり、わたしたちが漢字で行っているように、

単語の意味の推察」ができるわけなんです。

prefix をひとつ、suffix をひとつでも覚えておけば、

なんとなく意味が分かる単語、というのは格段に増えると思います。

すっごく便利ですよね~

とはいえ、辞書に載っていないような “fer” などの意味を知るのは難しいですよね。

実は、そんなものをたっくさん扱っている本が、

なんと、LLライブラリに、あるのです!!!

その名も『英単語の語源図鑑』(清水健二・すずきひろし著)です!

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イラストや説明がシンプルでとても見やすいですよ!

たくさんの意味が載っていてるので、

すきま時間にちょっとずつ楽しむのにぴったりです♪

これを読んで語源をいっぱい知って、効率よく勉強しましょう☆

 

LLライブラリには、

この他にもためになる参考書などがたくさんあります。

机に仕切りがあるので、他の人を気にせず、

集中して読書をしたり勉強をしたりすることができます^^

冬でも暖かいので、みなさんぜひ来てみてください♪

 

以上、第59回SMK英語情報局でした☆

 

編集:SMK