LLライブラリ、今年からの新企画!
その名も…『Movie Quiz!』(Quiz…Quiz…Quiz…)
LLライブラリで観られるDVDの中からその映画にまつわるクイズを出題します。
第5回の答えは…(スクロールしてね!)
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
【あらすじ】年に一度、町をあげて開催される一大イベント「巨大野菜コンテスト」の開催が迫る、ある日の夜。町中の畑が何者かによって荒らされる大事件が発生する……!町中を駆け巡る「犯人は巨大なウサギ」という不穏な噂。果たして、ひらめき発明家のウォレスと、しっかり者の愛犬グルミットは、みんなの大切な野菜を守り切ることができるのか!?
Q. 映画の中でグルミットが白目をむいたのは何回?
A. 1回
B. 13回
C. 24回
D. 85回
正解は Bの「13回」 でした!
ちなみにCの「24回」は、本編の「わずか1秒」を作るために必要な写真(コマ)の数です。この映画は、スタッフが手作業で人形をミリ単位で動かし、1コマずつカメラで撮影するという途方もない労力で作られています。
■ どうして「13回」?
言葉をしゃべらない犬のグルミットは、その豊かな「目」の表情で多くを物語ります。ウォレスの突飛な行動に呆れて、グルミットが「やれやれ…」と白目をむく(目を上にそらす)回数をスタッフが数えたところ、本編中でちょうど13回ありました!
公式に理由が明言されているわけではありませんが、本作が「どんな映画だったか」を紐解くと、制作陣の遊び心が見えてきます。
■ 『野菜畑で大ピンチ!』はホラー映画!?
カラフルで楽しげなパッケージからは想像できませんが、劇中には霧が立ち込める不気味な夜の演出や、壁に巨大な怪物の影が映るシーンなど、クラシックなホラー映画の手法が散りばめられています。
それもそのはず、本作は往年のホラー映画のパロディ作品だからです!
『狼男』 や 『フランケンシュタイン』 などの古典から、『キング・コング』 や 『ジュラシック・パーク』 などのモンスターパニックものまで、たくさんのホラー映画のオマージュが詰まっているのですが……「だからこその13回」ではないでしょうか?
西洋において「13」は不吉な数字。つまり、怪しげなホラーの雰囲気を盛り上げるために、あえて13回に調整したのでは!? というのがスタッフの推理です(※あくまで個人の考察です)。こんな風に元ネタを推理しながら観るのも楽しい作品です。ぜひLLライブラリで繰り返し観てみてくださいね ☺
■ イギリス文化「家庭菜園(アロットメント)」
最後に、物語の背景にあるイギリスの「市民農園文化(Allotments:アロットメント)」をご紹介します。
イギリスでは、一般市民が自治体などから小さな農地を借りて野菜を育てる文化が深く根付いています。ロンドンなどの都市部では、空き待ちの行列ができるほどのブームが続いている人気ぶりです。
作中のメインテーマである「巨大野菜コンテスト」は、そんなイギリス人たちの野菜作りにかける熱狂的な姿をユーモアたっぷりに風刺したもの。子供向けのクレイアニメに見えて、実はイギリスらしい大人のジョークや皮肉がたっぷり詰まった傑作です!
