「第41回 武庫川学院 英語オラトリカルコンテスト」の本選大会が11月15日(土)、武庫川女子大学附属中学・高等学校 AV1教室で開催されました。

歴史ある同大会は、日頃の英語学習の成果を発表する学院行事として定着しています。
中学の部は英語の暗唱、高校の部および大学の部は英語スピーチの実力を競うもので、大学の部には予備審査および学内予選会を通過した6人が出場。本選では本学英語グローバル学科の教員2人と、附属中学校・高等学校の英語教員2人が審査を行い、各部門の優勝、準優勝が決まりました。
大学の部の優勝は高橋空色さん(文学部英語グローバル学科2年) の“Equality Is Choices”。準優勝は寺本莉子さん(文学部英語グローバル学科3年・英語特別クラス) の“Trying Something New”が獲得しました。

高橋さんはスピーチで「全ての人を一律に扱うことが『平等』ではない。それぞれが置かれた状況や感情に配慮した社会を実現しよう」と訴えました。寺本さんは「新しいことへの挑戦をリスクと考える人が多い。挑戦が拓く人間関係や可能性に目を向けるべき」と述べました。
審査委員長を務めた英語グローバル学科の清水利宏教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)は表彰式で「大学の部・高校の部を通じて、『個人語り』のスピーチが多かった。弁論大会で聴衆の心を動かすには、個人語りを一般社会に当てはめて、世間を批判する勇気と気迫が必要だ」と講評しました。
本年度の本選出場者とスピーチのタイトルは下記のとおり(プログラム記載順、敬称略)
- 英語グローバル学科2年 鈴木 里歩 Changing Colors, Changing Minds
- 英語グローバル学科3年 内田 理咲子 What I Learned from My Track and Field Life
- 英語グローバル学科2年 高橋 空色 Equality Is Choices
- 英語グローバル学科3年 寺本 莉子 Trying Something New
- 英語グローバル学科2年 桑田 咲子 Small Things We Can
- 英語グローバル学科1年 水田 さくら The Importance of Living at Your Own Pace

