こんにちは、SMK英語情報局です。
今日は少し暖かいですね。
先週末は寒かったのに・・・冬ど真ん中になかなかなりません。
やはりまだ秋なのでしょうか・・・。
芸術の秋、秋の夜長が関係しているのか、
最近は、前回ご紹介した本『深読みシェイクスピア』をきっかけに、
わたしの中で読書熱が高まっていて、
先日は図書館で爆買いならぬ爆借りをしてしまいました。
本をたくさん抱えて図書館を歩いているとき、
知り合いの職員さんにばったり出会って少し恥ずかしかったです。
その職員さんが去り際に、”have a nice…evening!” といってくれたのですが、
それで “have a nice day” に対して思っていた疑問をちょっと思い出したので
今日のテーマにしたいと思います。
本日のテーマ「Have a Nice Day」!
“have a nice day” は、みなさん聞いたことがあると思いますが、
別れ際や、会話の終わりによく使われます。
“have a ~” の続きを変えることで、状況に応じて使いまわせる便利なフレーズです。
例えば “have a safe trip” とか “have a wonderful birthday” とかいった風に使わて、
「よい旅を」とか「すてきな誕生日を」という意味ですね。
“have a nice (/good) day” も 「よい一日を」と訳されますが、
“have a nice day” の使い方に少し?となった時期がありました。
たいした疑問ではなかったんですが、
“have a nice day” って一日のいつまで言っていいのかな?
と思ったんです。
たとえば15時、16時頃って、1日を24時間で考えたとき、
もう残り8、9時間しかなくて、半分以上過ぎてしまっているわけです。
そんなときに「よい一日を」って言うのかなと。
実はネイティブは夕方には “have a nice day” なんて言わなくて、
“have a good evening” や “have a good night” というのが普通なのか?
という考えがぽっと浮かびました。
だから先日図書館であった職員さんも “have a good” でちょっと考えてから、
もう夕方だったから “evening” と言ったと思うんですよね。
“have a nice day” って一日のいつ頃までいうのかな~なんて思っていたある日、
18時に授業が終わって別れ際、ネイティブの先生が
“have a good day” と言ったんです!
18時!もうあと6時間で一日が終わるのに!
くだらん質問や~と思いつつ、いつまで言っていいのかその先生に思い切って聞いてみると、
「別にあとちょっとで一日が終わろうが、”have a nice day” は使うのだ」と!
細かく考えすぎていたわたしには衝撃でした・・・。
“have a nice day” 別れ際の決まり文句になっていて、
“a day” の厳密な意味はたいして含まれていないのです。
“have a nice day” が会話の終わりの一種のマークになっていて、
朝だろうが夜だろうが、このフレーズを言うことに意味があるのだと思います。
なので夕方でも夜でもじゃんじゃん使っていいのです!
こんな風に、外国語を学んでいると、
母語話者だったら考えもしないようなことで頭を抱えることがあります。
日常的にその外国語が溢れていれば話は別ですが・・・。
そういった環境ではない中で、
ふと考えついた疑問をすぐに聞ける環境があるというのはありがたいものです。
LLライブラリお隣の Skype Room で受けられる英語レッスンでは、
先生方がとてもフレンドリーなので、
こういったちょっとした質問もしやすいと思います。
わからないことや、聞きたいことがあればぜひレッスンを受けてみてくださいね^^
それでは、HAVE A NICE DAY!
以上、第86回SMK英語情報局でした☆
編集:SMK