こんにちは、SMK英語情報局です。
本当に梅雨なのか?とぼやいていたら週末は雨でしたね。
・・・まだ梅雨だったみたいです。
今朝テレビで「梅雨バテ」なるものが紹介されていました。
みなさん体調にはくれぐれもお気をつけください。
ところで、
先日、先生方とお話しているとき、「読解力って大事」という話になりました。
読解力ってどうやってつけるんでしょう・・・
なんで大事なんでしょう・・・
ということで、本日のテーマは「読解力は経験値」です。
わたしが大学生だったとき、翻訳がしてみたいとつぶやくと、
ある先生に「翻訳でいちばん大事なことってなにかわかる?」と問われました。
えーそんなん、翻訳するんやから、英語がわからんとあかんやん・・・
ということで、「単語をどれだけ知っているかですか?」と聞くと、
返ってきたのは・・・「日本語力だよ」
確かに、どれだけ英単語を知っていても、日本語にできなければ意味がありません。
英語に当てはまる日本語を見つけ出せなければ意味がない・・・
わたしは当時そのように理解しました。
ですが、日本語が大事なのは、それだけの理由じゃない気がしてきたのです。
英語の文章を読むとき、書くとき、
英語の単語や文法を知っていることももちろん大事ですが、
その文章の意味や、流れ、行間を考えて、
集合体の中にある一文がどういった意味なのかわかることも、かなり大事です。
こういったことがわかるには、読解力が必要です。
いくら単語や文法の意味を知っていても、この力がなければ、
ちゃんと文章を読むことも、ちゃんと書くことも、そんなことどっちもできません!
人が作った文章がわからないのに、自分で文章が作れるわけがないのです。
読解力があってこそ、きちんと読んだり書いたりできるのです。
この大事な読解力をどうやってつけるか・・・。
文章のおかしなところに気づけたり、自分で文章の意味が通るようにできたりするのは、
どんなものがおかしくて、どんなものがおかしくないかを見てきたからこそ。
いうなれば経験ですね。
たくさんの文章を読んだり聞いたり・・・
たくさんの種類の文章と出会って、経験をつんでいって、どんどん理解が深まる・・・
つまり・・・ゲーム風に言うなら、経験値が必要なのです!!!
経験値をつめば、読解力につながるのです!!!
英語の長文などにぶつかったとき、英語の単語や文法がある程度わかっていたら、
文章全体や行間などの意味を理解するには、あとは読解力の問題です。
この流れでこんなこと言うはず無い、とか
ここでこう書いてあるから、この単語はこういう意味だな、とか
要するに推理するのです。
経験値があれば、その経験値と照らし合わせて、推理できる。
英語を学習しているのだから、経験値は英語じゃないと・・・と思いきや、
日本語だってかまいません。だって文章を理解するための経験値ですから。
日本で生まれ育った以上、出会った文章の数はあたりまえに日本語のもののほうが多い!
だから日本語だってばかにはできないのです。大事なんです。
日本語だって英語だってなんだっていいから、とにかく読んで聞いて、
経験値をつみましょう!
経験値をつむのには、やっぱり読書がいちばんです。
小説でも評論文でもエッセイでも、自分の興味のある、好きなものをたくさん読みましょう♪
好きなものがたくさんなかったら、同じものを何回も読み直して、色々な意味を見つけてみましょう!
経験値をつんでつんでつんで・・・
そうすれば、英語を読むときも書くとき、ちょっと困っても突破できるはず!
わたしも最近読書がたりないので、経験値をつむために、本を読みたいと思います。
おすすめがあったらぜひ、教えてください^^
LLライブラリでは、
英語にまつわる参考書や問題集、雑誌など、読むものがたくさんある上に、
静かな自習室で集中して読書ができます♪
ぜひみなさんLLライブラリへ、経験値をゲットしにきてください☆★
以上、第78回 SMK英語情報局でした☆
編集:SMK