「第34回 武庫川学院 英語オラトリカルコンテスト」の本選大会が11月17日午後、附属中学校・高等学校で開催されました=写真左=。
歴史ある同大会は、中学生が暗唱を、高校生・大学生が自作スピーチをそれぞれ英語で披露し、日頃の英語学習の成果を発表する場として定着しています。審査は本学英語文化学科、英語キャリア・コミュニケーション学科の教員2人と、附属中学校・高等学校の英語教員2人の計4人で厳正に行われ、大学・短大の部の優勝は髙馬元美さん(文学部英語文化学科3年生)=写真中=の”A Kendama Player”に、準優勝は白根亜季乃さん(文学部英語文化学科3年生)=写真右=の”Our Independence Day”に、それぞれ決まりました。
優勝に輝いた髙馬さんは、視覚障がい者にけん玉を教えた経験に基づき、「不可能と思えることでも、成功を信じて精一杯取り組むことが成功につながる」と訴えました。準優勝の白根さんは、大学生の自立について問題提起をし、「両親の愛情を受けとめ、素直に感謝を伝えることが自立への第一歩となる」と述べました。
審査委員長を務めた英語文化学科の清水利宏准教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)は、表彰式の講評で「スピーチでは、様々な社会問題について、具体的かつ焦点を絞り、独自の視点で、実現可能な解決策を提案することが必要。聴衆の人生を変える意気込みを見せてください」と激励しました。本年度の本選出場者は以下の6名です(発表順)。
清水 麻以さん (大英3年) “Serious Problems in Boracay Island”
白根 亜季乃さん (大英3年) “Our Independence Day”
西嶋 美樹さん (大英3年) “Family Time”
山田 佑菜さん (大英3年) “Fortune or Misfortune”
髙馬 元美さん (大英3年) “A Kendama Player”
温井 彩夏さん (新健2年) “Success and Failure”