こんにちは!SMK英語情報局です。
もう1月の下旬になってきましたね。
また今週はとても寒くなるそうですが、
24日・25日には一般入試が控えています。
いつも入試のときに寒さが厳しくなるような気がするのですが、
気のせいでしょうか・・・?
受験生の方は、風邪など召されないよう、
くれぐれもお気を付け下さい。
さて前回では、「文法なんて気にしない」というテーマでしたが、
文法をさほど気にしなくていいのは、speaking の時だけだと思っています。
やはり、気にしなくてはいけない時、というのも
当たり前のことですが存在しています。
今日のテーマはそのまんま、
「気にしなくちゃいけない時」です。
わたしが「文法なんて気にしなくていい」といったのは、
あくまで speaking においてのみです。
先週書いたように、話し言葉、つまり実際の会話においては、
お互いに工夫をしながら話す・聞くということができます。
つまり、裏を返せば、
工夫をしながら伝えたり聞いたりできない、
書き言葉においては文法が重要になってくるということですね。
わたしたちがお互いにお互いの言っていること、伝えようとしていることを
多少の誤差はあったとしても理解できるのは、
そこにルールがあるからです。
どんな風に伝えるかはもちろん個人の自由ですが、
ルールに沿わない言い方は理解されなかったり、
理解されるのに時間がかかったりします。
会話では少しルールから逸れてしまっても、
聞き手が話に割り込んで聞き返すことができますが、
書かれたものというのは誰にも聞き直すことができません。
自分が伝えたいと思うことを
正しいルールにのっとって書かなければ、
せっかく良い考えや思いであっても誰にも届くことはありません。
間違って届いてしまうことだってきっとあるでしょう。
しかも間違って理解されても、訂正はできません。
好きな人に「嫌い」って間違って伝わってしまったらいやですよね?
それを防ぐためにあるのが文法です!
文法を学ぶというのは堅くるしいような感じがして、
誰かと会話をするようなことよりも、退屈に感じるかもしれません。
ですが、文のルールを学ぶことは、
自分が相手に伝えたいと思ったことをより正確に、
より確実に相手に伝えるために(相手のことを理解するためにも)とても重要です。
武庫川女子大学の英語文化学科では、
1・2年生で英語の基礎を学びます。
もちろんその基礎の中に、文法も入っています。
文法が苦手という方も、理解できてるわ、という方も、
テストでいい点をとるためだけに文法を理解するのではなく、
誰かに伝えたいことを伝えるために理解するんだ!
という思いで、授業に挑んでみてください。
もちろんLLライブラリには、文法書がたくさんあります!
いろいろなことが書いてあるものや、
ひとつひとつの項目ごとに本になっているものなど、
勉強の仕方によって本を選べますよ☆
また、実践的な本も用意していますので、
ぜひみなさんLLライブラリにお越しください♪
以上、第28回 SMK英語情報局でした☆
編集:SMK