こんにちは、SMK英語情報局です!
昨日は台風がきていましたが、大丈夫でしたか?
台風21号では大学の木が何本も折れていたのですが、
今回は大丈夫そうで、ほっとしました。
前回は真面目な記事を書いたので、
今回は大学時代の思い出話をしたいと思います。
そんなわけで今回のテーマは
「Mukogawa Fort Wright Institute」です。
武庫川女子大学の英語文化学科、
短期大学部の英語キャリア・コミュニケーション学科の学生たちは、
必ず Mukogawa Fort Wright Institute (MFWI) に留学をします。
MFWI はアメリカ・ワシントン州の Spokane にあり、
自然に囲まれた広いキャンパスに、英語を学ぶ教室棟と寮が立ち並びます。
大学では2年次に、短大では1年次に、MFWI で約4ヶ月間英語を学びます。
武庫女の英文科ならではのプログラムです。
わたしも英文科の卒業生なので、もちろん MFWI で英語を学びました。
4ヶ月も親元を離れ、クラスメイトと過ごしたのは初めてでしたが、
ホームシックになることもなく、留学生活を楽しみました。
クラスは10人ほどの少人数制で、
日常生活では Resident Assistant (RA) と呼ばれる現地の女子大生が、
ひとつの班(10人ほど)にひとりずつついていて、
四六時中英語に触れられる環境でした。
授業はすべて英語で行われ、発言もすべて英語です。
各先生が工夫を凝らした授業を行い、
中にはレストランで店員さんにインタビューをしてくる、
なんて課題もありました。
毎日3、4教科ほど授業があって、
当たり前ですが毎授業で課題がでました。
かといって、みっちり勉強ばかりしていたわけではなく、
皆じぶんのペースで、やりたいように勉強していました。
わたしの場合は、問題を解くような課題は、
昼休みのうちにぱぱっとやってしまって、
エッセイやジャーナルなどの writing の課題は、
題目についてじっくり考えながらこなしていました。
英語だとなんとなく素直に気持ちを書ける気がして、
課題というよりも、自分自身や先生とのやりとりというような感じで、
楽しく課題に取り組んでいました。
休日には JCC (Japan Cultural Center) の職員さんと、
そのお知り合いの大学教授の方に、
友達と一緒にいろいろなところに連れて行ってもらったりもしました。
お寺や、美味しいピザ屋さん、観光地などなど・・・
お寺では一緒にミサのようなもの(?)を受け、
終わったあとは、お寺に来ていた方と少し話したりしました。
日本のお寺とは少し違っていて、
中が教会のようなつくりになっていたのが印象的です。
4ヶ月の留学中にはもちろんホームステイも経験します。
週末だけの短いものですが、
現地の方と交流できる貴重な体験です。
わたしのホストファミリーはとてもフレンドリーで、
ショッピングモールや、アイスホッケーの試合、
ボウリングやご両親のお家でのディナーなど、
何度もお出かけに連れて行ってくれました。
週末に学生と過ごす事は義務ではないのに、
たくさんの場所に連れて行ってくれて、
たくさんの経験をさせてくれて、知らないことを教えてくれて、
とても優しいホストファミリーでした。
一学年全員が一斉に MFWI に留学する、
しかも寮生活、ということで、
周りが日本人ばかりになっちゃうじゃないか!
結局日本語ばかりになっちゃうじゃないか!
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
それは学生の気持ち次第・行動次第で変わります。
授業や、イベント、ホームステイなどなど、
現地の方と知り合う機会はいくらでもあり、
自分が英語に触れておこうと思えばその通りにできる環境なのです。
わたしはスーパーのイートインコーナーで、
隣に座っていてちょこっと喋った人が、
Japan Week のイベントに来ていたので話しかけてみたら仲良くなって、
今でもたまにメッセージのやりとりをしています。
RA や先生、ホストファミリーとも時々やりとりをしています。
MFWI 留学を控えている学生や、
受験を考えている高校生・中学生は、
自分から積極的に行動し、英語を使う機会を設けることをおすすめします!
そうすれば、おのずと留学中に英語力は上がりますし、
日本に帰ってきてからも、英語とのつながりも消えません。
LLライブラリには、MFWI の25周年記念の本や、
MFWI 留学経験のあるスタッフもいます!
留学生活が不安な方や、どんな様子か気になる方は、
LLライブラリで自習がてら、スタッフに聞いてみてくださいね♪
以上、第51回 SMK英語情報局でした☆
編集:SMK