こんにちは、SMK英語情報局です。
土曜日の雨から一段と寒くなりましたが、
わたしは昨日、局員Mさんと宇治にいってきました!
紅葉がとてもきれいでしたが、山の色づきは少しだけだったので
まだまだ紅葉を楽しめそうでしたよ♪
今回は本をおすすめしたいと思います!
今わたしが空き時間にちまちま読み進めている本・・・
Paul Brians の Common Errors in English Usage です。
この本はそのタイトル通り、英語の使用でよく起こる間違いを紹介しています。
辞書のように、A-Z までで単語が載っていて、
ひとつひとつに説明がついています。
発音が同じでよくスペルミスのあるような単語や、
多言語から入ってきた単語でスペルに馴染みがない単語、
似ていてどっちがどっちの意味だかわからなくなるような単語など、
とにかくよく間違われるものがたくさん載っています。
日本人向けに書かれた本ではないので、
こんな単語知らなかったなあというものもたくさんありますが、
逆に、これ間違うのか、と思うようなものもあって面白いです。
また、ところどころに掛けことばがあったり、
ジョークがはさんであったりして、読んでいてくすっと笑えます。
説明も分かりやすく、ただ単に単語の意味だけを教えるのではなく、
どういう時に使うか、という風に説明してあります。
例えば、”allusion” と “illusion” の欄では、
allusion/illusion
An allusion is a reference, something you allude to: “Her allusion to flowers reminded me that Valentine’s Day was coming.” In that English paper, don’t write “literary illusions” when you mean “allusions.” A mirage, hallucination, or magic trick is an illusion. (Doesn’t being fooled just make you ill?) (p.12)
と説明されています。例文があると理解しやすいですし、
なにより覚えやすいですよね。
こんなの普段つかわないなーという単語もありますが、
日本人がよく使い方を間違う単語も載っています。
例えば “almost“。
この単語は大学1年の基礎的な授業や、
MFWI での writing の授業などでも説明されます。
英語が母国語の人でも間違うんだと思うと、
ちょっと安心というか、間違えても大丈夫、という気になりますね。
日本人でも間違った日本語の使い方をするように、
英語話者でも同じことが起こります。
間違いを知り、正すことはとても重要ですが、
間違ってもいいや!と思い切った気持ちで、
たくさん書いたり話したりして、英語を吸収したいですね。
Common Errors in English Usage は図書館にもLLライブラリにもないのですが、
似たような本ならあるようなので、”Common Errors” で一度調べてみてください。
LLライブラリにも、grammar in use に関する本がいくつかあるので、
ぜひいらしてください☆
以上、第22回 SMK英語情報局でした☆
編集:SMK