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就職 企業研修:株式会社竹中工務店様をお招きして開催されました

短大英語キャリア・コミュニケーション学科(1年生)では、日米企業研修と称してセミナーを数度開催し、オフィスマナーや働くことについての心構えを学んできました。今回はその総仕上げとして業界の最前線で働くかたを講師としてお招きし、最新の企業実務について学んでいます。

去る1月26日(水)は、株式会社竹中工務店の大野弘道様からお話を頂戴しました。株式会社竹中工務店はスーパーゼネコン(大手ゼネコン)のひとつであり、日本を代表する有名建築物を数多く生み出してきました。お話の中で言及された東京タワーや五大ドーム、あるいは空中庭園展望台が特徴的な梅田スカイビルも株式会社竹中工務店の作品であるということを知った受講学生は、普段自分たちがよく利用しているなじみ深い建築物が設計され建造されていく過程すべてに深く関わる仕事のおもしろさに引き込まれたようです。学生たちは「巨大建造物はたった一人の力で創られるのではない、プロジェクト遂行の中で他部署の人と連携して働くことこそが大切だ」という大野さんのことばに、社会人基礎力(よく考える力、率先して行動できる力、周囲の人と協働する力)の大切さを再認識し、何度も大きくうなずいていました。

かつて「男性中心社会」であった建設業界ですが、近年では「けんせつ小町」(建設業で働くすべての女性の愛称)という呼び名が定着しているほど女性の進出が目覚ましいそうです。また、環境に配慮した木造建築物が見直されてきています。本学文学部二号館もそのような思想に基づいた株式会社竹中工務店の作品です。このように激動する社会情勢の中でSDGsに率先して取り組む株式会社竹中工務店の実務に関する大野さんのお話とその力強いメッセージは、受講学生の心に深く刻み込まれたようです。(文責・三宅弘晃)