就職 【短英企業研修】神戸酒心館
8/10(木)、260余年の伝統を誇る(1751年創業)灘の酒造会社、神戸酒心館にて企業研修が行なわれました。神戸酒心館は、ノーベル賞授賞式の晩餐会でも振舞われる日本酒「福寿」を製造する清酒メーカーであり、海外からも要人も数多く訪問されています。
初めに13代当主で代表取締役社長/安福武之助様より、グローバル化が進む今日においても、「足元にある宝」つまり日本文化への注目の大切さについてお話を頂きました。また、ソムリエの資格もお持ちの湊本支配人より、日本酒とそれが深く関係する日本文化について、西欧のワイン文化との比較を交えてわかりやすくご説明いただきました。その後、衛生管理が徹底された酒造現場を製造工程順にご案内、ご説明いただきました。普段は見ることができない整理整頓の行き届いた工場内部を見学し、「仕事をする」ということの心構えに触れることができました。
阪神地区における地場産業の代表ともいえる清酒製造業が、日本文化を大切にしつつグローバル展開しているという企業様の活動の一端を目の当たりにし、「グローバル化とは何か」ということについて考えさせられる、大変有意義な研修となりました。
(引率教員:堀江 正伸)