前期中に見学した授業をレポートします（現在大学は夏季休暇中）

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今回レポートするのは三宅弘晃先生の「英語の文化的背景A」です。この科目は、世界の様々な英語とその特徴、そして社会的・歴史的背景を理解し、最終的にこれらの英語の特徴を自分の言葉で説明できるようになることを目標としています。

授業は主に『Language Myths』（言語について一般の人が陥りがちな誤解を言語学的な根拠に基づいて解説した本）の購読、講義とプレゼンで進んでいきます。この日の授業では、30分ほどの学生によるプレゼンが行われたあと、原書の内容についての講義と原書購読に役立つ「前方照応とテキストの結束性」という知識の説明が行われました。資料は授業前にオンラインで配布されるため、学生はタブレットやPC、スマートフォンで各自資料を見ながら講義を受けます。次から次へと続く説明に、資料に書き込む手は休まることがありません。時折ペアになって話し合う時間が設けられ、その時には笑顔や雑談も見られましたが、講義が始まるとすぐに真剣なまなざしに戻るのでした。

（文責・下垣充穂）