What's New 「ふでばこ」のメンバーが活動内容を発表しました

英語文化学科の学生を中心に行っているボランティア活動「ふでばこ」のメンバーが、2020年2月2日に開催された第25回兵庫県在日外国人教育研究集会に招聘され、主要メンバーである3年生の3人(岡本遥香さん、田中瑞望さん、西崎彩乃さん)が活動内容を発表しました。

「ふでばこ」は、公立小中学校に増加する外国にルーツを持つ子どもたちへの学習支援を行うボランティアです。外国にルーツを持つ子どもたちの中には、たとえ日本語で会話ができるようになったとしても、学校生活や学習に十分な日本語能力がないために、学校で阻害感を覚えたり不登校に陥ってしまったりする子どももいます。「ふでばこ」では、本学の学生が勉強を教えたり、遊びを通して自然に日本文化に馴染んでもらう活動を行っています。

「ふでばこ」は2017年11月の活動開始以来、徐々に特に教育関係者の間で知られるようになりましたが、今回は公立小中学校の先生が多く集まる研究会へ招聘され、活動を報告することとなりました。

発表は、どのように活動を運営しているか、どのような点で困っているか、今までに行った工夫は何か、将来的にどのような活動としていきたいかなどにつき行われました。集った関係者の皆さんは発表を興味深く聞いた後、後質疑応答も活発に行われ、予定時間を超過する盛況ぶりでした。

このような活動を通じて、行政、学校、近隣住民が輪になって外国にルーツを持つこどもを支えられる社会となる一助となることを願って、活動を続けていきます。