英語文化学科4年生の白根亜季乃です。私は、今年1月に東京で開催された「香港杯 全日本大学学生大使英語プログラム2018-2019」(英語プレゼンテーションコンテスト)の全国大会で3位に入賞し、今年度の香港学生大使に任命されました。この春、香港学生大使の活動の一環として香港へ約2週間派遣されましたので、その体験を簡単にご報告いたします。

今回の香港研修の前半は、香港中心部で過ごしました。滞在2日目に早速、香港貿易代表部とインベスト香港のオフィスを訪問し、代表の方から直接、香港や世界経済の状況について英語でレクチャーを受けました。その後、立法会議堂を訪ねて国会が行われている様子を視察し、香港における立法の仕組みや歴史について学びました。これらはどれも学生大使でなければ経験できない貴重なもので、とても勉強になりました。

香港研修の後半は、香港中文大学の学生寮に滞在し、実際に同大学で開講されている授業を聴講しました。数ヶ月後に日本留学を控えた香港人学生にいろいろサポートしてもらいながら、充実したキャンパスライフを過ごしました。授業外の時間のほとんどを彼らとともに過ごし、キャンパスだけでなく、地元のレストランやカフェでも親交を深めました。こうした仲間のおかげで、一般的な観光旅行ではなかなか行けないローカルなレストランなどを満喫することができました。

この香港研修は、私の学生生活のなかでも特に刺激的なもので、とても思い出深い経験になりました。ぜひ、ひとりでも多くの武庫女生にこの「香港杯」大会に挑戦してもらい、こうした貴重な機会を得てほしいと思います。ちなみに、昨年度の本大会では、英語文化学科の先輩が全国優勝を果たしています。「香港杯」大会は、例年9月頃に大会要項が公表され、12月の予選を経て翌年1月に全国大会が開催されます。詳しくは、以下の大会公式サイトをご覧ください！

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/hongkongcup2018/