アメリカ分校 MFWI 留学修了式が行われました

tags
#大学

ついに4ヶ月に渡る授業が全て終了し、MFWI 留学の最後のハイライト、Award Ceremony(修了式)の日を迎えました。会場は学生が普段食事をとるダイニングに隣接した Tsutakawa Hall です。MFWI の教授陣、RA(Resident Assistant; 英文の学生と寮で一緒に生活するアメリカ人の現地大学生)、アドバイザー(学生の生活面をケアする MFWI 常駐の専属スタッフ)など MFWI 関係者に加え、ホームステイ先のホストファミリーもたくさん駆けつけてくれて、会場の大ホールは来場者で満杯です。

1

司会進行は教務部長の Brenda Stapleton 先生です。Stapleton 先生による修了式参加者への歓迎のことば、特に都合をつけて駆けつけてくれたホストファミリーへの感謝のことばで修了式が始まります。

2
最初にピアノ伴奏によるアメリカと日本の国家斉唱を行い、中原 MFWI副学長から学生の努力や成果を称える祝辞が続きます。

3
ついにメインイベントの授賞式です。MFWI では次の4つの賞があります:President’s Award for Academic Excellence(優秀な成績を修めた学生)、Takaoka Merit Award(TOEIC®スコアの伸びが顕著であった学生)、Fosseen Ambassadorship Award(奉仕活動で活躍した学生)、Outstanding Service Award(学生生活に関連する活動で顕著な活躍をした学生)。

受賞者は名前を呼ばれるとそれぞれ登壇し、中原副学長から記念の盾を受け取り、一緒に記念撮影を行います。各賞の受賞者には会場から惜しみない拍手が送られました。

4 5
6 7
授賞式が終わり、次に、学生一人ひとりに修了証書が授与されました。指導にあたった MFWI 教授陣が学生の名前を読み上げます。一人ひとり名前を呼ばれると壇上にあがり、中原副学長と握手をしながら修了証書を受け取ります。右手で握手をしながら左手で証書を受け取るのですが、緊張のあまり逆になってしまう学生もいます。修了式に駆けつけてくれたホストファミリーの中には、ホームステイで受け入れた学生の名前が呼ばれると、大きな声や指笛で祝意を示し、会場が沸く場面が何度もありました。

8 9
修了証書授与が終わると、学生代表によるスピーチがありました。お世話になった方々への感謝のことばに加えて、滞在中に感じた日本とアメリカの文化の違いについて語ると、そのユーモラスな内容に会場が笑いに包まれました。

10
スピーチが終わり、学生が大学の校歌を歌ってプログラムの前半が終わりました。会食の時間です。ビュッフェスタイルで、一人ひとり自分の好きなものを皿に取り分けて椅子に戻ります。ルームメイトや友達と食事を楽しむ学生、ホストファミリーと一緒に最後の食事を楽しむ学生、いろんなスタイルで談笑しながらの楽しい会食です。
食事の時間が終わるとプログラムの後半に入り、お楽しみのエンターテイメントタイムです。先ずは、思い出の写真を集めたビデオが上映されました。これまでの4ヶ月間に撮影された様々な写真が会場の前方に設置された大型スクリーンに投影されます。学生が顔にパックをした寮内での姿などが映し出されると会場に大きな笑いが起こります。続いて、学生による歌の披露がありました。留学中にアンサンブルとして練習・活動を行った学生によるコーラス、アンサンブルメンバーも含めた学生全員によるコーラス、二種類の素晴らしいコーラスが披露されました。

11
コーラスの終了とともに Award Ceremony の全プログラムが終了となりました。コーラスが終わると同時に4ヶ月に渡る留学の終わりを本当に実感したのでしょうか、舞台から降りる時には少なからず涙を拭う姿もありました。(MFWI 留学修了、おめでとうございます!)

さて、リハーサルも含め、Award Ceremony の全てのプログラムをとてもスムーズに終えることができたのはアドバイザーの5人が協力して準備をしてくれたからに他なりません。MFWI 留学の4ヶ月の間、いつも笑顔を絶やさず献身的に学生のお世話をしてくれている5人の姿はそばで見ていても感動的ですらあります。(4ヶ月間、お疲れ様でした!)

12
(写真・文 三浦秀松)
(最後の写真はアドバイザー提供)