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What's New 本学科教員が国際教養学会(JAILA)大会で研究発表を行いました
本学科のウィックストラム由有夏准教授(グローバル・コミュニケーション専攻)は、2026年3月14日に 宮城教育大学で開催された第14回国際教養学会(JAILA)大会において、「在日コリアン女性の子育てにおける選択と調整―再帰的な思案のプロセスに着目して」と題する研究発表を行いました。
本発表では、在日コリアン女性の子育てにおける判断や葛藤について、行動として現れる選択だけでなく、その背後にある思案や熟考の過程に注目して分析しました。子育て経験をもつ在日コリアン女性へのライフストーリー・インタビューをもとに、「行き詰まり」「揺らぎ」「調整」という三つの視点から語りを整理し、具体的な事例を通して検討しました。
分析の結果、民族差別や家父長制といった社会的条件のもとで、女性たちが子育てや家族関係をめぐる前提を再帰的に問い直し、ケアの担い方を調整していく過程が明らかになりました。本発表は、主体性を目に見える行動だけでなく、状況のなかで可能性を考え続ける思考のプロセスとして捉える視点を提示するものです。