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What's New 本学科教員の論文が学術誌『日本の科学者』(2026年1月:60周年記念号)に掲載されました
本学科教員 ウィックストラム由有夏准教授の論文が、学術誌『日本の科学者』60周年記念号に掲載されました。
本論文「科学の公共性を支える視座としてのインターセクショナリティ――在日コリアン女性の子育て実践の事例から」では、在日コリアン女性の子育て・ケア実践を通して、ジェンダーとエスニシティが交差することで生じる構造的不平等を明らかにしています。
さらにインターセクショナリティの視点を、社会分析にとどまらず、科学が公共的知として社会に貢献するための重要な枠組みとして位置づけている点に特徴があります。周縁化されがちな人びとの経験を可視化することが、より公正で包摂的な科学のあり方につながることを論じています。
『日本の科学者』60周年記念号は、「科学の公共性」や「科学と社会の関係」を問い直す特集号です。ウィックストラム准教授が取り組むジェンダー研究、エスニシティ研究、ダイバーシティ教育とも深く関わる研究成果となっています。
