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What's New ウィックストラムゼミ・小野ゼミ合同で多文化共生フィールドワークを実施しました

11月30日にウィックストラムゼミと小野ゼミの学生が合同で、大阪市生野区「いくのコーライブズパーク」を訪れ、多文化共生をテーマとしたフィールドワークを行いました。3年生のゼミ生、合計12名が参加し、地域で進められている多文化共生の取り組みについて学びました。

生野区は、外国籍住民が総人口の約23.3%を占め、70〜80か国に及ぶとも言われる多様なルーツを持つ人々が暮らす、日本でも有数の多文化地域です。当日は、拠点を運営する NPO法人IKUNO・多文化ふらっと の代表理事・森本宮仁子先生より、地域での多文化ソーシャルワークや、外国ルーツの子ども・家庭への支援、地域住民がつながる場づくりの取り組みについて、1時間にわたりお話をいただきました。

その後、旧御幸森小学校の校舎を活用したパーク内の施設を、森本先生ご自身のご案内で見学しました。多言語相談、学習、就職支援、こども食堂、地域イベントなど、さまざまな活動がどのように地域に根づいているのかを、実際の現場を通して学ぶ貴重な機会となりました。

学生たちは、教室での学びだけでは得られない“地域における多文化共生のリアル”に触れ、社会の多様性を実感するとともに、異なる背景を持つ人々と共に生きることの意味について深く考える時間となりました。

(文責:小野薫里)