What's New 授業レポ:田中真由美先生「英語科指導法I」

英語グローバル学科では、魅力ある科目がたくさん開講されています。授業にお邪魔し、その様子をレポートします。


今回は田中真由美先生の「英語科指導法I」にお邪魔しました。この科目は、教職課程を履修する学生の必修科目です。英語グローバル学科では、英語文化専攻の学生が教職課程を履修でき、要件を満たせば卒業時に中学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状を取得することができます。

今回の授業では、6名の学生による模擬授業が行われました。模擬授業は一人10分で、中学英語の授業を想定したものです。模擬授業を行っている学生以外の学生が生徒役となり、実際の授業と同様の流れで行われます。生徒役の学生は授業に参加しながら、気づいたことなどをメモしていきます。

この授業までにすでに数回模擬授業が行われたこともあり、6名の学生の授業はどれもとてもレベルの高いものでした。黒板に貼る掲示物を作ってきていたり、単語の発音の仕方を説明に組み込んでいたり、アクティビティを用意してきていたりと、それぞれの学生が工夫を凝らしていて、生徒が集中力を切らさず取り組めるよう、よく考えられていることがわかりました。

6名全員の模擬授業が終わると、ペアやグループになって感想や気づいたことを共有します。今回行われた模擬授業の良かった点や、自分自身の模擬授業を振り返っての反省点などが挙げられました。その後、田中先生からの講評があり、併せて、改良のためのアドバイスもいくつか紹介されました。今回の模擬授業の時点で、すでに本物の授業のようだと感じましたが、先生の講評を受けこれからさらに良くなるのだと思うと、学生たちが教員として活躍する日が楽しみでなりません。

田中真由美先生のプロフィールはこちらからご覧いただけます。

文責:下垣充穂