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What's New 本学科の清水利宏教授が「三重県高等学校英語教育研究会」で英語スピーチ教育について講演しました
三重県の高校英語教員で組織する三重県高等学校英語教育研究会が主催する春季研究会が6月3日、三重県総合文化センター(三重県津市)で開催され、文学部英語グローバル学科/グローバル・コミュニケーション専攻の清水利宏教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)が講演をしました。
清水教授は、「英語スピーチの教え方・学び方:これまでの10年・これからの10年」の演題で、AI時代を勝ち抜くための「英語スピーチ教育の本質的課題」について、多くの実例を紹介しながら解説。過去10年間の象徴的変化として生成AIの登場を挙げ、その実演を交えながら、スピーチ教育におけるAIの戦略的活用の重要性を示しました。一方、今後の10年を見据えた「不易の本質」として、話者の誠実さと人間力がますます重要になると述べました。
講演に参加した約50名の現役英語教員からは、「授業にスピーチをとりいれるための具体的な方法が分かった」、「AIと共に生きていくことが前提となる中で、誠実さの重要性を改めて認識できた」といった声が聞かれました。
講演を終えた清水教授は「どれだけ時代やテクノロジーが進化しても、スピーチは話者と聴衆の人間的共鳴によって成り立つ芸術です。高校英語教育の最前線に立つ先生方から、話者の誠実さがいかに大切かを生徒に伝えてもらえると嬉しいです」と話しています。