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What's New 授業レポ:前原澄子先生「英米文化・文学演習A」
英語グローバル学科では、魅力ある科目がたくさん開講されています。授業にお邪魔させていただき、その様子をレポートします。
今回は前原澄子先生の「英米文化・文学演習A」にお邪魔しました。3年生を対象とした科目で、文化と文学がどのようにかかわっているか理解することを目標としています。
授業では、ブロードウェイでも上演された Top Girls を原文で鑑賞します。小説ではなく戯曲のため、文章は台本のようにセリフとト書きで構成されています。ロールプレイングを実践し、普段はあまり目にしない表現方法を体感しながら、ジェンダーや社会階級を切り口にテキストを分析します。
この日のクラスでは、おさらいで内容についての質問に答えたあと、二つのグループに分かれ、それぞれが役を決めてロールプレイングを行うことから始まりました。面白いセリフがあったり、おかしな場面になったりすると、自然と笑みがこぼれます。
ロールプレイングが終わると、次は二つのペアが担当箇所のテキストの要約と重要な箇所や単語の意味などのプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーション後の質疑応答では、先生や学生からいくつか鋭い質問やコメントがあり、発表者がメモを取る様子もうかがえました。
最後にはディスカッションポイントを各自が書き出し、数人が発表しました。いくつかの点については、先生から当時の文化や状況について詳しく説明があり、今では考えられない風習やしきたりに、学生は驚いたり頷いたりしながら聞き入っていました。
撮影に入ったクラスはACE*(英語特別クラス)を対象にしたもので、授業はすべて英語で行われていました。先生はもちろんのこと、学生同士の会話も英語で話されます。
*ACEは現在、「英語上級者認定プログラム」と名称を変更しており、英語文化専攻の学生のみ参加できるプログラムとなっております。
前原澄子先生のプロフィールはこちらからご覧いただけます。
文責:下垣充穂