グローバル・コミュニケーション専攻の専任教員がリレー形式で講義を担当する人気科目「グローバル・コミュニケーション概論」が今年も始まっています！この科目は、グローバル・コミュニケーション専攻の新入生を対象とした必修科目です。教室には同専攻の専任教員が交替で登壇し、それぞれの専門分野の魅力を紹介していきます。

最初の3週間は清水利宏教授(英語スピーチ・プレゼンテーション研究室)が担当。冒頭で本専攻設立の経緯や教育目標について丁寧に説明をしたのち、第1週・第2週にわたって自身の専門分野である「ESP(専門分野別英語)」と「英語スピーチの分析研究」について講義しました。第3週には、英語スピーチの根幹となる「勝てるトピックの着眼点」について、グループ演習を通じた実践的な指導が展開されました。

続く第4週・第5週にはクリストファー・エドルマン専任講師が登壇。グローバル社会におけるメディアとトレンドの関係について講義しました。新入生はしっかりメモを取りながら英語での講義を聴き取っていました。エドルマン講師は時折、教室を巡回しながら積極的に学生に話しかけ、学生同士の議論が自然に深まるようサポートしていました。

2年次の後期から卒業研究(ゼミ活動)が始まるのがグローバル・コミュニケーション専攻の大きな特徴です。同専攻の学生にとって、この「グローバル・コミュニケーション概論」はすべてのゼミ担当教員との絶好の「顔合わせ」の機会でもあります。新入生たちは、入学後間もない今のうちから、来年度からの専門的な学びの準備を進めているのがとても印象的です。