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What's New ペア・プレゼンテーションに隠された3部構造を定義 - 清水教授の研究論文が学会誌に採択されました
本学科グローバル・コミュニケーション専攻の清水利宏教授(博士:英語学)の学術論文「Award-Winning Pair Presentations Reexamined(受賞ペア・プレゼンテーションの再検証)」が、日本国際情報学会編『国際情報研究』(第21号)に採択され、2024年12月に公刊されます。
清水教授は、優れたペア・プレゼンテーションにおける「起・転・結」構造を明らかにした自身の先行研究(2023年)に関し、新たな研究素材を追加してその有効性を再検証。言語統計分析に基づく時系列的観察を経て、優れたペア・プレゼンには、「自然な会話形式」と「起・転・結の3部構造」が存在するという特徴が改めて支持されました。さらに今回の論文では、その「3部構造」を成す分割点を数値的に定義。今後のプレゼンテーション教育への応用の可能性を示しています。
「ペア・プレゼンテーションでは、科学的かつ戦略的な原稿デザインが必要です。起・転・結の3部構造で、どの話題をどの分量で配置すべきかを検討すれば、AI(人口知能)時代を勝ち抜く強いプレゼンターになれるはずです。」(清水教授)