本学科の田中真由美教授（英語文化専攻）は、11月15日から17日にタイ・チェンライ市で開催された第22回Asia TEFL年次国際大会にて研究発表を行いました。 発表タイトル： Assessing Postgraduate Students’ Engineering Content Learning Outcomes and Associated Linguistic Competencies through CLIL-based Instruction

田中教授は山口大学の植村隆教授（発表代表）と共同で、工学専攻の大学院生を対象に実施したCLIL（内容言語統合型学習）に基づく英語の授業の成果を発表しました。本発表では、工学に関する内容学習と英語力向上を中心に、製造業における課題解決や顧客対応のタスクにおける受講者のパフォーマンスを評価しました。また、CLILの枠組みに基づいた授業設計が、受講者の専門分野に関する論理的で適切な表現力の向上にどのように貢献したかについても考察されました。 田中教授は、本学の女性研究リーダー育成推進センターのメンバーとして、大学院生を含む若手研究者の英語力向上に取り組んでいます。そのため、本研究のような大学院生を対象としたCLILの研究で得られた知見を、本学の幅広い専門分野に属する若手研究者の学術的な英語力向上に寄与することを目指しています。