What's New 本学科教員が編著を出版しました

英語グローバル学科の加藤丈太郎先生(グローバル・コミュニケーション専攻)が、2023年5月末に編著『入管の解体と移民庁の創設ー出入国在留管理から多文化共生への転換(移民ディアスポラ研究10)』(明石書店)を出版しました。日本における外国人(移民)の数は2022年末に300万人を突破しました。本書は日本社会が外国人(移民)と共生していくためにどのような政策を取れば良いのかを、特に省庁のあり方に焦点をおいてまとめたものです。17名の実務家と研究者の論考が収録されています。加藤先生は「より多くの方、特にこれからの社会を担う若い方にぜひ読んでいただけたら」と述べています。

また、加藤先生は以下の書籍にも原稿を書いています。
・『新しい国際協力論第3版ーグローバル・イシューに立ち向かう』(2023年4月刊行)
・『新型コロナパンデミック下の医療と移民ー情報・保健・医療サービス』(2023年6月刊行)
・『いっしょ考える難民の支援ー日本で暮らす「隣人」と出会う』(2023年7月刊行)
・『小児看護(2023年9月号)』(2023年8月刊行)

これらの書籍のタイトルにも表れているように、加藤先生のゼミでは移民・難民の「グローバル化と国際移動」をテーマとしています。15名のゼミ生はベトナム人技能実習生、伝統工芸を受け継ぐ外国人など、それぞれの関心に合わせてテーマを選び、インタビューを用いて、課題を明らかにしようとしています。ゼミの詳細は【こちら】からご覧いただけます。