特別学期の授業で、シンガポール国立大学の日本時事の授業を受講している学生とskypeでディスカッション行いました。私たちの相手は日本人のお母さんとシンガポール人のお父さんを持つ男子学生でした。日本語を流暢に話され、日本語の他に英語、中国語も話せるとおっしゃっていました。シンガポールでは3言語を話す人はめずらしくないそうです。

ディスカッションで、私たちは、日本の雇用形態の現状と今後について話をしました。シンガポールには、新卒一括雇用のような制度はなく、通年で採用が行われているそうです。また、日本の年功序列の制度とは異なり、実力で評価される社会のため、若い人たちも大いに活躍ができる場があるそうです。ディスカッションの中で、従来の日本型雇用システムは時代遅れなのではないか、また、日本でも実力主義がもっと取り入れられれば、若い人たちのやる気が上がり、競争力が高まるのではないか、などの意見を出し合いました。その他にも、シンガポールと日本での文化の違いなどを話し合い、今までにあまり考えたことのなかった日本のことをあらためて考え直す有意義な機会となりました。

文責：米田ゼミ3年生　大原あみ　　乙黒愛華