study abroad アメリカ分校留学

日米キャンパス連携グローバル教育

日米キャンパス連携グローバル教育は、学科独自の国際教育体制です。本学は、アメリカ・ワシントン州スポケーン市に分校を持っています。その教育レベルは高く、優秀な教育機関としてアメリカでの認証*1を受けています。本学科は、アメリカ分校と有機的に連携した英語教育・グローバル人材育成を行っており、日米キャンパス連携によるこのようなグローバルな教育は他に例をみません。

*1:2009年4月、アメリカ分校は、アメリカのCEA(大学英語教育認定協会)から、大学レベルの英語教育機関として認定されました。

アメリカ分校4か月留学

レギュラー・プログラム

レギュラー・プログラムは、アメリカ分校へ留学する全員参加のプログラムです。学生は、大学1年生の2月から約4か月間、アメリカ分校へ留学します。アメリカ分校は甲子園球場の約12倍の広さがあり、充実した施設を有した自然豊かなキャンパスです。TESOL修士号*2を持った教員約30名、そして職員やアドバイザー、カウンセラー、24時間勤務のセキュリティーなど約90名ものスタッフがアメリカ分校の運営に携わっています。海外の分校としては、質と規模では、日本一であるといっても過言ではなく、充実した留学を経験することができます。

*2:Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を母語としない人たち向けの英語教授法のこと。


エクステンション・プログラム

エクステンション・プログラムは、希望者を対象としたアメリカ分校への留学プログラムです。レギュラー・プログラム参加者が対象でさらに4か月アメリカ分校で学ぶことを希望する学生のなかで学習態度に優れ積極性や動機付けされた人たちを選抜して実施しています。 総合的な英語力、英語プレゼンテーション力、異文化活用力の高次での獲得をめざします。2015年度より開始した「グローバルキャリア・プロジェクト」では、ワシントン州スポケーン市にある企業での研修、近隣の大学との交流など実践的・学術的な活動が企画されています。また、充実した奨学金制度で参加者をサポートします。

New Curriculum 新カリキュラム

2024年度 新カリキュラム始動

英語グローバル学科は、より専門性を高められるカリキュラムへ進化します。
入学時から2つの専攻に分かれたカリキュラムにより基礎固めと専門分野の教育を並行して行い、従来にも増して専門性を高めます。
高度な英語教育を通してグローバルに活躍できる女性の育成を実践します。

英語文化専攻

「英語文学」「英語学」「英語教育学」「異文化理解」の4つの科目群を幅広く学び、多様化する社会に対応できる複眼的な思考力を養う。


卒業時までにTOEIC®800点程度(ACEは900点程度)の圧倒的な英語力の向上を目指す。


中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)をはじめ、様々な免許・資格の取得を支援。

代表的な科目群  英語科目、異文化理解、英語文学、英語学、英語教育学 など


英語上級者認定プログラム(ACE)

一定の選抜基準を満たすと参加できる英語上級者認定プログラム(ACE)を1年次から開講。
2024年度から始動するカリキュラムでは、英語上級者認定プログラム (ACE)は英語文化専攻の中で実施されます。

入学から卒業までのフローチャート
グローバル・コミュニケーション専攻

グローバル社会において不可欠な違いを認め合うコミュニケーション力を身に付ける。


3年次以降の実りある卒業研究に備えた、2年次後期から始まるゼミ活動。


2つの科目群「グローバル・スタディズ」と「ビジネスコミュニケーション」を通して、世界が直面する諸課題や最新の国際ビジネスついて理解を深め、グローバル社会で通用する幅広い教養を身に付ける。


プレゼン力、筆記力、交渉力など実践的な英語力を養うほか、英語以外の言語への造詣を深める。

代表的な科目群  英語科目、多文化共生等コア科目、グローバルスタディズ、ビジネスコミュニケーション など


グローバル特殊講義

所定の要件を満たした少人数の学生を対象に専攻独自「グローバル特殊講義」を開講。 多様な分野から構成される教員の専門性を生かし、より総合的・高度な学びを提供。

入学から卒業までのフローチャート

Curriculum カリキュラム
2023年度入学生までのカリキュラムとなります。

1・2年次

バランスのとれた実践的な英語力の修得
1・2年次では「英語の4技能(Four Skills)」と言われる「聴く」「話す」「読む」「書く」技能をみがく下記のような科目を設けています。

科目例  リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング、TOEIC®演習 など

3・4年次

「系」専門教育は、学科独自の専門教育制度です。学生は、3年次と4年次は以下の4つの系のいずれかに所属して専門的知識を高めながらその領域の専門英語力を身に付け、グローバルに活躍できる能力と見識を養います。


第1系 文化・文学

欧米諸国の伝統や価値観などを踏まえ、その文化・文学を深く理解した上で、国際的なコミュニケーションを図ることのできる知性と能力を備えた人材を育てます。文学作品などの研究を通して「人とは何か」を追究していきます。

科目例  翻訳ワークショップ、イギリス文化と文学の流れ、アメリカ文化と文学の流れ、文学作品演習、英語児童文学 など


第2系 言語・語学

英語の言語的特徴や、その歴史的な発展を深く学ぶとともに、その背景となる社会と言語との関係も研究します。また、その知識を基にディスカッションやディベートを行い、英語運用能力に長けた人材を育成します。

科目例  英語の文化的背景、現代コミュニケーション英語、英語の談話分析、英語の歴史、英語の構造 など


第3系 ビジネス・コミュニケーション

国際ビジネスにおける英語でのコミュニケーションを多角的に学習・考察し、高次での総合的な英語力と専門知識を習得します。幅広い見識を備え、多様な言語ニーズを認識しながらグローバルに活躍できる力を養います。

科目例  ビジネス・イングリッシュ、ビジネス翻訳/通訳、国際関係論、ツーリズム概論、ホスピタリティ英語 など


第4系 国際教養(ACE対象)

海外の大学・大学院への進学、外資系企業への就職、国際機関での活躍を視野に入れ、グローバル化する世界における日本のあるべき姿を深く理解し、世界と日本の架け橋となりうる、国際感覚を備えた人材を育成します。

科目例  英米文化・文学演習、グローバル化と日本、会議通訳、国際関係論講義、国際ビジネスコミュニケーション など

入学から卒業までのフローチャート
ACE(英語特別クラス)

ACEは、英語特別クラスでAdvanced Course in Englishの略です。入学時にTOEIC®で600点程度の英語力を持った学生を対象としています。少人数クラスで、原則、授業は英語で行います。2年次や3年次でも必要要件を満たせば、ACEに所属することが可能です。(ただし、 ACEに所属し続けるには、必要要件を満たすことが求められます。)ACEの学生は、3年次から第4系(国際教養)に所属することになります。ACEでは、卒業後広く国際的な分野で活躍できる人材の育成をめざしており、交換留学への参加も奨励しています。是非ACEにチャレンジしてください!

※2023年度入学生まで。2024年度以降の英語上級者認定プログラム (ACE)については、新カリキュラムをご参照ください。


応募資格と選抜方法(2023年度入学生対象)

英語グローバル学科合格者で、英語に対する高い学習意欲があれば、ACEに応募することができます。※

ACEへの選抜は、入学時に新入生全員が受験する英語試験(TOEICR L&R-IP)のスコアによって行います。ただし、1年次ACEの定員は最大30名程度とし、応募者多数の場合は、審査の上、成績上位者から決定します。

※応募にあたっての英語力の目安は、英検2級、TOEIC®600点程度です。 その他の英語資格試験のスコアの目安は、以下をご参照ください。

TOEFL®: PBT505点,ITP505点,iBT63点
GTEC:(4技能)1140点,(3技能)700点

ACE卒業生 TOEIC®平均点と学生最高得点

qualifications 資格

中学校教諭一種免許状(英語)*/高等学校教諭一種免許状(英語)*/学校図書館司書教諭 */図書館司書/博物館学芸員

* 2024年度以降の入学生は、英語文化専攻のみで取得可能

※この他にもTOEIC®、TOEFL®、英検®、国際連合公用語英語検定試験(国連英検) 、日商ビジネス英語検定 、通訳案内士、観光英語検定 、秘書検定 、MOS(Microsoft Office Specialist) などの資格取得を推奨しています。